今は、京都にいますが、今日も奈良公演でした。


今日の奈良は、雨時々曇り。

昨日の博多の天気が移動して来たみたいです。


奈良の劇場は、奈良公園の入り口近くにあり、こやつらがいっぱいおります。

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中央分離帯で、当たり前のように食事をしていました。

街中に鹿がいるのって、やはり凄いですね。



話は全く変わりますが、学生の頃、ある先生からこう言われた事があります。

「将来、演劇をやるのは自由だが、お前が社会に貢献する度合いはゼロだ。」

今となっては、その先生の真意は分かりませんが、その時はかなりショックでした。



今日、開演前に臨時ミーティングがありました。

いつも奈良でお会いするある方が、今回、劇場に顔を出さない理由を説明するものでした。

その方は、現在入院中で、言葉を選ばず言うなら、死と闘っているとの事。

「皆さんにお会い出来なくて申し訳ない。でも必ず劇場に戻って来るんだと頑張っています。」


活力。


演劇だけはありません。

誰かに少しでも生きる力を与えられるなら、そのものには大いなる意味があります。

何かを、誰かを、好きだという事は、死とさえ闘える武器になります。



まだ見ぬ我が子は、私に活力を与えてくれます。

その存在を知った瞬間から、私の巨大な武器です。


我が子さん。

大きくなって、もし人生の意味に迷った時には思い出しておくれ。

お前は、生まれる前から光輝く意味あるものなんだよ。



ではまた。