やっとお許しが出たので、ブログに書きます。
10月4日(木)PM11時から、NHKのBSで放送されるドラマ、「ザ・ホスピタル」
その中で、ジェリー・イェンさん演じる、スー・イーホア役の吹き替えをする事になりました。
既に、数話分の収録を終えているのですが、このドラマ、面白いです!
タイトルの、「ザ・ホスピタル」は、病院そのものでは無く、
病院に係わる人々、その人々に係わる人々、そして、それぞれの人々の想い。
そんな意味合いの様に感じます。
それぞれの想いが絡み合い、それが本線になり、数々の伏線になり、時に入れ替わり、新たな線を生み、より太い線になって行く。
本当に、面白いです。
1話目の収録終わりで、2話目以降が楽しみになっていました。
それぞれの人々は、まだ全員が登場したわけではありませんが、それでも、個性的な人物ばかり。
そして、その想いも、正に、「十人十色」です。
そんな中で、スー・イーホアが、どんな人物で、どんな想いをもっているのか。
ある人物紹介文に、「純粋であるが故に苦悩する外科医。」と、ありました。
この‘純粋’が、今の私にとって、キーワードになっています。
純粋なスー・イーホア、それを演じるジェリー・イェンさん。
そのジェリー・イェンさんの吹き替えを演じる、私。
‘純粋’と‘演じる’。
もちろん、ジェリー・イェンさんが、純粋では無いと言っているのではありませんので、誤解の無きように。
‘純粋’と‘演じる’が、対義語の様に感じるという事です。
「純粋なの? 単純なの?」
そう問われるシーンもあります。
‘純粋’って?
数話分の収録の中でさえ、‘純粋’に対する考え方が変わってきました。
‘純粋’の対義語は、‘不純’。
語としては、それで良いのかも。
でも、感情の中では、‘純粋’の対義語は、‘純粋’なのかもしれません。
何だか、禅問答の様になってしまいましたが、そんな揺れを感じています。
‘純粋’の他にも、ドラマの中には、数々のキーワードがあります。
本当に数々あるのですが、もう一つ上げるなら、‘愛’。
この‘愛’も、登場人物の数だけ、「十人十愛」否、それ以上です。
ですが、スー・イーホアにとっては、やはり、グァン・シン(チャン・チュニンさんが演じていて、吹き替えは、小林さやかさんです。)への想いが一番でしょう。
ここにはまだ書けませんが、凄く良い台詞があるんですよ!
ドラマが進むに連れて明らかになってくる、過去の出来事、そして現在、それが未来にどう変わるのか、変わらないのか。
私自身も楽しみです。
先日、来日されたジェリー・イェンさんが、「生命について僕自身が特別な感情を持たずにはいられなかった。身近な人を大切にする気持ちを再認識する事が出来た。」と、仰っていました。
私は、最終話の先に何を感じるのかな。
ジェリー・イェンさんと同じような想いを感じられるのでしょうか。
とにかく、最終話がいきなりやって来るのでは無く、収録を積み重ねた先にあるのですから、今出来る事を、真摯に、坦々とやって行こうと思います。
共演者とスタッフを信じ、信じてもらえるように。
‘先は楽しいかも’という想いを抱かせてくれた人達の想いを糧に。
何だか、硬い文章になってしまったので、最後に写真を1枚。
収録スタジオに貼ってあるポスターです。
制作の方に、「それぞれの役の所にサインして。」と言われ、木下浩之さん(レオン・ダイさん演じる、チュウ・チョンチン役)、小林さやかさん、私が、サインしたのです。
注目は、小林さんのサイン。
「私、サイン無いのよ~。」と、ポスターに近付いて行き、
「髪に掛かったら悪いわね。」と、右上に書き、
「どの役かわかるかな?」と、矢印を書きました。
当然、皆から、「落書きか!」、「ポスター殺し!」と、総ツッコミ。
「新しいのに貼りかえようか。」とまで言われていましたから、もしかしたら、幻のポスターになってしまうかもしれません。
そんな収録現場です。
ではまた。
10月4日(木)PM11時から、NHKのBSで放送されるドラマ、「ザ・ホスピタル」
その中で、ジェリー・イェンさん演じる、スー・イーホア役の吹き替えをする事になりました。
既に、数話分の収録を終えているのですが、このドラマ、面白いです!
タイトルの、「ザ・ホスピタル」は、病院そのものでは無く、
病院に係わる人々、その人々に係わる人々、そして、それぞれの人々の想い。
そんな意味合いの様に感じます。
それぞれの想いが絡み合い、それが本線になり、数々の伏線になり、時に入れ替わり、新たな線を生み、より太い線になって行く。
本当に、面白いです。
1話目の収録終わりで、2話目以降が楽しみになっていました。
それぞれの人々は、まだ全員が登場したわけではありませんが、それでも、個性的な人物ばかり。
そして、その想いも、正に、「十人十色」です。
そんな中で、スー・イーホアが、どんな人物で、どんな想いをもっているのか。
ある人物紹介文に、「純粋であるが故に苦悩する外科医。」と、ありました。
この‘純粋’が、今の私にとって、キーワードになっています。
純粋なスー・イーホア、それを演じるジェリー・イェンさん。
そのジェリー・イェンさんの吹き替えを演じる、私。
‘純粋’と‘演じる’。
もちろん、ジェリー・イェンさんが、純粋では無いと言っているのではありませんので、誤解の無きように。
‘純粋’と‘演じる’が、対義語の様に感じるという事です。
「純粋なの? 単純なの?」
そう問われるシーンもあります。
‘純粋’って?
数話分の収録の中でさえ、‘純粋’に対する考え方が変わってきました。
‘純粋’の対義語は、‘不純’。
語としては、それで良いのかも。
でも、感情の中では、‘純粋’の対義語は、‘純粋’なのかもしれません。
何だか、禅問答の様になってしまいましたが、そんな揺れを感じています。
‘純粋’の他にも、ドラマの中には、数々のキーワードがあります。
本当に数々あるのですが、もう一つ上げるなら、‘愛’。
この‘愛’も、登場人物の数だけ、「十人十愛」否、それ以上です。
ですが、スー・イーホアにとっては、やはり、グァン・シン(チャン・チュニンさんが演じていて、吹き替えは、小林さやかさんです。)への想いが一番でしょう。
ここにはまだ書けませんが、凄く良い台詞があるんですよ!
ドラマが進むに連れて明らかになってくる、過去の出来事、そして現在、それが未来にどう変わるのか、変わらないのか。
私自身も楽しみです。
先日、来日されたジェリー・イェンさんが、「生命について僕自身が特別な感情を持たずにはいられなかった。身近な人を大切にする気持ちを再認識する事が出来た。」と、仰っていました。
私は、最終話の先に何を感じるのかな。
ジェリー・イェンさんと同じような想いを感じられるのでしょうか。
とにかく、最終話がいきなりやって来るのでは無く、収録を積み重ねた先にあるのですから、今出来る事を、真摯に、坦々とやって行こうと思います。
共演者とスタッフを信じ、信じてもらえるように。
‘先は楽しいかも’という想いを抱かせてくれた人達の想いを糧に。
何だか、硬い文章になってしまったので、最後に写真を1枚。
収録スタジオに貼ってあるポスターです。
制作の方に、「それぞれの役の所にサインして。」と言われ、木下浩之さん(レオン・ダイさん演じる、チュウ・チョンチン役)、小林さやかさん、私が、サインしたのです。
注目は、小林さんのサイン。
「私、サイン無いのよ~。」と、ポスターに近付いて行き、
「髪に掛かったら悪いわね。」と、右上に書き、
「どの役かわかるかな?」と、矢印を書きました。
当然、皆から、「落書きか!」、「ポスター殺し!」と、総ツッコミ。
「新しいのに貼りかえようか。」とまで言われていましたから、もしかしたら、幻のポスターになってしまうかもしれません。
そんな収録現場です。
ではまた。