今日のアテレコは、あるドラマのゲスト。
10時スタート。

と思っていたら、11時スタートでした...。

やっちゃっいました。


いつ読んだのか、何の作品だったのか覚えていないけれど、通勤電車の車窓から見える川原に触れていた作品がありました。

『いつか行ってみたい。いつか行こうと思いながら、もう何年も過ぎている。』

そんな時間をポッカリ貰ったような気分。

スタジオの周りを、いつもの半分くらいのスピードで歩いてみます。

すると、思いがけないところに、公園があったり。
道路の花びらに、塀の向こうの桜を感じたり。
路地裏に左右1cmで停めてある車に、住んでいる時間を感じたり。


昨日観た俳優座の公演、『颶風のあと』
その中に、こんな台詞がありました。

『当てにならないものを、頼りにならないものを、それこそを、ことの基に、ものの礎にしたい。』


当てになるならない。
意味、無意味。

ポッカリとこんな時間には、その境界線が揺らぎます。