今日も倉敷で公演でした。

今日は、開演前にインタビューがあったり、公演が立ち見が出るほどだったり、終演後出演者全員と倉敷の方々との食事会があったりと、盛り沢山な一日でした。

食事会の最中は雨だったのですが、沢山の方々とお話をし、少々お酒も頂いて外に出てみると、火照った体にはこの上ない、雨上がりの空気。
みんなでブラブラ歩いて帰って来ました。
途中の美観地区の水路には、街灯の明かりが映り、散った桜が水面に帯の様になっていて、とても美しかったです。

「ああいうのを、桜筏って言うんですって。」
後輩に教えてもらいました。

景色も言葉も美しい倉敷の夜でした。


さて、このブログも残り僅かとなりましたので、以前、「髪型変えました」でお約束した、ちょんまげ鬘を被った写真をアップしておきます。

最初は、火事で焼け出された設定なので、メイクと炭で汚しをかけ、「乱し」の鬘を被っています。

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ここから、早替えで、衣装とメイクを替え、「袋付き」に被り替えます。

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そして、ラストシーンでまたメイクを替え、「乱し」に被り替えます。

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こんな感じです。

私の他の写真を見た事のある方や、先日の星奏学院祭関係でお会いした方々は、かなり印象が違うので驚いていらっしゃるのではないでしょうか?
舞台メイクをしている事もありますが、髪型の差も大きいと思います。

実は私、ここ数年来、自分の好みで髪型を決めた事が無かったのです。
いつも、舞台公演の役に合わせて髪型を決めていました。
もう何年も同じ美容師さんにお願いしているのですが、お店に行くと、「今回はどんな髪型に?」とは聞かれず、「今回はどんな役?」と聞かれていました。

ネットで目にするいくつかの写真について言うと、
金髪のストレートの写真は、「あなたまでの6人」という舞台で、トレントというホモセクシャルの青年の役の時のもの。
黒髪のストレートの写真は、「九番目のラオジウ」という舞台で、ラオジウという天才少年の心の役の時のもの。
金髪のクリクリパーマの写真は「十二夜」という舞台で、セバスチャンという妹とソックリの双子の青年の役の時のもの。
黒髪のクリクリパーマの写真は、セバスチャンの金髪に染める前のパーマだけの段階の時のもの。
茶髪の緩いパーマの写真は、今の髪型です。

今は、鬘の芝居なので、髪の制約は長さだけ。
鬘を、私の頭に合わせて作ってもらってあるので、長過ぎるときつくて入らなくなり、短過ぎると緩くて動いてしまうというわけです。


あれも私、これも私。
「こんな私で、ごめんなさい。」と思う事もあるのですが、全部私なのでお許し下さいませ。

ではまた。