2007年11月

先生、顔色が青いです。

1週間の御無沙汰でした。
早いなぁ~、1週間。

本当は、昨夜アップしようと思ったのですが、サーバーのメンテナンスとやらで、今夜のアップです。


さて、昨日は、『先生』な一日でした。

まずは、ウィークリーステラの『ザ・ホスピタル』の取材。(発売は1月初旬だそうです。)
スー・イーホア先生。

次は、『赤ひげ』の稽古。
保本登先生。

そして、とどめは、こちら。

dsc02213.jpg

本物の先生です。

インフルエンザが流行る昨今。
稽古場に蔓延しては一大事。
という事で、先生に劇団に来て頂き、スタッフ&キャスト全員で、集団予防接種です。

並んで注射を打ってもらうなんて、何年振りだろう。
打ち終わって戻って来る人に、
『痛かった?痛かった?』
幾つになっても変わりません。

やはり、舞台は体力勝負。
まずは、健康第一です。

皆様も、お風邪など召しませぬように。


そうそう、六本木ミッドタウンのイルミネーションが点灯し始めました。

dsc02222.jpg

綺麗なツリーです。

後ろに青く見えているのは、芝生に敷かれたイルミネーション。

dsc02228.jpg

近付くと、青い光の川のようです。

更に近付くと、

dsc02233.jpg

顔色が青い写真が撮れます。


では、また。

赤ひげ 訂正

昨日アップした俳優座HPアドレスは、旧HPアドレスでした。
新しいHPアドレスは、http://www.haiyuza.sakura.ne.jpです。
失礼しました。

赤ひげ

軽く興奮状態です。

dsc02135.jpg


今日から、来年の1月公演、「赤ひげ」の稽古が、本格的に始まりました。
原作は、山本周五郎さんの小説、「赤ひげ診療譚」
黒澤明さんの映画、「赤ひげ」で、ご存知の方も多いかも知れません。

私の役は、保本登。
小石川養生所の若い医者です。


ここのところ、何故か時代劇が多いです。
このブログが、旅公演ブログだった時の演目も、時代劇でしたし。

でも、今回は医者の役ですから、4月の旅公演ブログ、‘ちょんまげな私’にアップした写真の様な、ちょんまげ鬘は被りません。
医者の髪型は、またちょっと違うので。


もし、お時間が御座いましたら、是非、劇場まで足をお運び下さい。

場所は、私の所属劇団である俳優座の本拠地、六本木の‘俳優座劇場’。
期間は、1月16日(水)~25日(金)までです。

チケットは、プレイガイド等でもお求め頂けますが、このブログを御覧頂いている方は、劇団俳優座にご連絡下さい。
‘内田夕夜扱い’と仰って頂ければ、5250円が、4700円になります。
申し訳ありませんが、学生の方は割引がありません。
正確には‘内田夕夜扱い’と仰って頂ければ、3675円が、3670円になり、5円だけ割引があります。
‘御縁がある’という洒落の気持ちで仰って頂ければ...すみません。

俳優座の連絡先は、
〒106-0032
東京都港区六本木4-9-2
℡03-3470-2888です。

また、俳優座のHPからでも御予約頂けます。
http://www6.ocn.ne.jp/~haiyuza/
‘チケットフォーム’から、‘観劇申込書’へ。
そして、‘この公演を何でお知りになりましたか’の欄に、‘内田夕夜ブログ’と御記入下さい。
それが、割引のキーワードになりますので、どうぞお忘れなく。

発売は12月10日からです。
今回は、公演期間中に、土日が1回しか無いので、土日をお求め頂ける方は、お早めにお願いします。

そして、今回は、300席の俳優座劇場の50席を潰し、舞台を大きく作るそうです。
舞台と客席が近いのは大喜び。
ですが、6分の1も客席が無い分、いつもより6分の1ほど売り切れが速くなってしまいます。
おいで頂ける方は、申し訳ありませんが、なるべくお早めにお願い致します。

何だか宣伝ばかりになってしまいましたが、宣伝したからには、是非と言ったからには、おいで頂いた方を満足させなければ!

ちょっと震えます。


さて、私の役、保本登は、養生所の若い医者です。
そして、例えるなら、炎の様な男。

時には、熱く赤々と。
時には、温かく橙色に。

養生所の医者や看護師、患者や家族、そして愛する人と、
対立したり、孤立したり、助け合ったり、教えられたり、愛を交わしたり...。

「ザ・ホスピタル」を御覧になっている方は、スー・イーホアと重なりませんか?

同じ医者ですし、イーホアも穏やかながら、内面には炎の様な熱い想いを抱いている男だと思っていますので。

実は、「赤ひげ」の公演は、「ザ・ホスピタル」より先に決まっていたんです。
しかし、始まったのは、「ザ・ホスピタル」が、先。
そして、イーホアを演じる程に、保本と重なる部分が多い事に驚いていました。

ただ、決定的に違うのは、‘冷たさ’です。
保本には、イーホアには無い、人の対する冷たさがあります。
それも、氷の様な冷たさでは無く、青白い炎の様な、‘熱い冷たさ’です。


来年の1月に、保本登をどう燃やすか。

私も燃えますね。
そして、震えます。


では、また。

越えて

台本を読んでいると、自分の役の台詞に射抜かれる事があります。

背伸びしている爪先を払われたり、
張っている胸を突かれたり、
握っている拳の中を見透かされたり。

そんな時は、身動きが出来なくなってしまう。

でも、動かないわけには行きません。
だって、それは私の役。
私は、自らの口から、その台詞を発しなければならないのですから。

dsc02013_1.jpg



そんな時は、深くまでいれます。
存在を知りながら、入りたくない部屋の奥まで。

その部屋に、役という名の彼と共に入り、別の扉を探します。

ズタズタに疲れるけれど、いつかは入らなければならないと分かっていたし、入ったというだけで、その台詞を発する事が出来る。

でも、今?

「お前は、今、俺に、その部屋へ入れと言うのか。」
そう思って、彼に憎しみさえ覚えました。

だけど、一緒に入ってくれたのも、共に探してくれたのも、出口を見つけてくれたのも、彼でした。
そして、部屋を作ったのは自分だと教えてくれたのも。



俳優業は、可笑しな仕事です。

自分だけでは出来ないけれど、自分だけでしか出来ない事もある。
そして、その事は、自分だけでしか出来ないけれど、自分だけでは出来ない。

自分の中の自分は、自分だけでは作れないから、きっと誰かが作ってくれた自分なのでしょう。


出来るなら、私も、誰かの中の誰かでありたい。


では、また。

七枚目

今日、というか、既に思い切り昨日は、「ザ・ホスピタル」の収録日でした。

収録後、台湾作品の「ザ・ホスピタル」に因んで、皆で台湾料理を食べていると、‘今日は、スタッフのAさんの誕生日’という事が判明しました。

急だったので、ケーキは無し。

しかし、気は心!

杏仁豆腐にローソクを立てて、Happy Birthday♪でした。


ある方が、私のブログを見て下さっており、
「前にも、誕生会の記事がありましたよね。」という発言から、いつしか話題は、私のブログの話へ。

数週前にも話題になった事があり、その時は、
「夕夜さんのブログは、夕夜さんっぽく無いけど、夕夜さんっぽい。」と言われました。
そして、今日は、
「夕夜さんのブログは、夕夜さんっぽいけど、夕夜さんっぽく無い。」と。


「真逆だなぁ~。」と思っているところに、デザートの胡麻団子が登場。

その胡麻団子と一緒に、ある女優さんが、私のブログに登場して下さる運びとなり、早速、写真を一枚。

「女優っぽく無い。」という意見多数。
そこで、二枚目。

「女優っぽ過ぎる。」という意見多数。
そこで、三枚目。

四枚、五枚、六枚。

意見の一致を見た、七枚目が、こちら。

dsc01998.jpg

岡本麻弥さんです。
ほ、本当に、これでいいんですよね、岡本さん!

岡本さんは、ヤン・ムーエン秘書室長役です。

以前御一緒した、「ROME」では、クレオパトラ役でした。

「クレオパトラの鼻が低かったら、世界は変わっていた。」と、言われていますが、
クレオパトラが胡麻団子をくわえていたら、世界は激変していたでしょう!


岡本さんも、私のブログも、たぶん同じなのだと思います。

二枚目の岡本さん、三枚目の岡本さん。
七枚目が岡本さんなのでは無く、七枚目も岡本さんです。


では、また。
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